こんにちは、ねこねこママです。
医療の現場で働いていると、意外と読めない医療用語に出会うことがよくあります。皆さんもきっと「これってどう読むんだろう?」と悩んだことがあるのではないでしょうか?今回は、読みにくい医療用語について調べてみたので、一緒にチェックしてみましょう!

よくある間違いと正しい読み方
まずは、よく間違いやすい医療用語とその正しい読み方を紹介します。
- 喘鳴(ぜんめい) → 間違い例:ぜいめい
- 流涎(りゅうぜん) → 間違い例:りゅうえん
- 惹起(じゃっき) → 間違い例:そうき
- 粘稠性(ねんちゅうせい) → 間違い例:ねんちょうせい
- 貼付(ちょうふ) → 間違い例:てんぷ
- 嗄声(させい) → 間違い例:こせい
- 続柄(つづきがら) → 間違い例:ぞくがら
- 代替(だいたい) → 間違い例:だいがえ
- 腋窩(えきか) → 間違い例:わきか
意外と難しいですよね!まだまだ追加の用語がありますので、紹介していきます。
医療用語の追加
- 増悪(ぞうあく)
- 間違い例: ぞうお
- 「増悪」と「憎悪」は似ていますが、意味も読み方も異なります。
- 吃逆(きつぎゃく)
- 間違い例: どんさん
- いきなり読めと言われても難しいですよね。
- 踵部(しょうぶ)
- 間違い例: きょうぶ
- 踵のことですが、漢字だとややこしい。
- 踝(くるぶし)
- 間違い例: かくび
- 足首のあたりにある骨です。
- 橈骨(とうこつ)
- 間違い例: とうこつ
- 腕の骨の一部です。
- 疣贅(ゆうぜい)
- 間違い例: ざんぞう
- イボのことです。
面白い事例
発疹(はっしん) 現役時代、「ほっしん」と読んでいたことがありましたが、正しくは「はっしん」です。
手の指の名称
- 母指(ぼし)
- 示指(じし)
- 中指(ちゅうし)
- 環指(かんし)
- 小指(しょうし)
足の指の名称
- 母趾(ぼし)
- 示趾(じし)
- 中趾(ちゅうし)
- 環趾(かんし)
- 小趾(しょうし)
医療現場でのエピソード
ある日、病院の薬局で若い薬剤師さんが「重複(ちょうふく)」を「じゅうふく」と読んでいました。昔は「じゅうふく」と言っていたので、ちょっと懐かしい気持ちになりました。でも、現在では「ちょうふく」が一般的ですね。
また、脳外科のドクターから「頭蓋骨(とうがいこつ)」を「ずがいこう」と読んで訂正されたり、「喉頭蓋谷(こうとうがいこく)」を「こうとうがいや」と読んでダメ出しされたこともあります。医療用語って本当に難しいですね!
まとめ
医療用語は、読みにくいものや間違いやすいものがたくさんあります。皆さんも、この機会にぜひ覚えてみてください。そして、間違えても恥ずかしがらずに、正しい読み方を学んでいきましょう!
このブログが、少しでも皆さんの役に立てば嬉しいです。次回もお楽しみに!